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MsysNetニュース
No.5

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アナログ信号を入出力する“アナログカード”が完成

 今月はNestBusにアナログ信号を入出力するときに便利な”アナログカード(形式:18MG)”をご紹介しましょう。
 MsysNetシステム用スーパー18・RACKシリーズの“DCSカード(形式:18MA)”とパソコンを使って制御システムを構築しようとするとき、端子数の制限からDCSカードに直接入力できるアナログ信号はPV入力1点と補助入力1点の計2点だけです。PV入力信号については、18・RACKシリーズの変換器をDCSカードと隣り合わせてネストに実装することにより、ネスト内部でDCSカードと結線されます。補助入力信号はDCSカードにある端子から取り込みます。しかし、これ以上の信号をDCSカードに入力するときには、18・RACKシリーズの変換器をNestBus用通信カードを実装した“変換器ネスト(形式:18MC)”に収納して、NestBus経由でアナログ信号を取り込むことになります。“変換器ネスト”には最大16台まで、各種18・RACKシリーズの変換器を実装できます。
 しかし、“DCS用ネスト”を用いていて、あと数点、アナログ信号を入力したりフィールドにアナログ信号を出力したいときに、“変換器ネスト”を増設するのではコスト的に負担が大きくなります。このような少点数のアナログ信号をNestBusに入出力したいときに便利なのが“アナログカード(形式:18MG)(価格は15万円)”です。この“アナログカード”には、アナログ入力6点用の18MG-1とアナログ出力5点用の18MG-3の2種類があります。入出力信号はともにDC1~5Vです。
 アナログ出力用のカードは、監視・操作ソフト(形式:SFD)を使って、パソコンからNestBusを経由した信号による“マニュアルセッタ”出力として使用できます。

監視操作用“オペレータズユニット”が完成

 パソコンを使った簡易計装システムで苦労するのは、まず最初にソフトをインストールしなければならないことです。この作業が意外と面倒で、しかも時間がかかります。
 この問題を解決するため、エム・システム技研ではパソコンにOS(オペレーティングシステム)や監視・操作ソフト、ビルダーソフトをインストールし、設置して電源を入れればすぐにソフトが動作するようにした“オペレータズユニット(形式:OPU)(価格は110万円)”を用意しました。近々、1号機が出荷されます。
 このオペレータズユニットには、下記のソフトがインストールされています。
 ●オペレーティングシステム:OS/2
 ●操作・監視ソフト:SFD
 ●ビルダーソフト:SFE
 ●ロータス1-2-3
 このようにスーパーDCSを実現するためのソフトがインストールされ、動作可能状態で出荷されます。一方、パソコン計装システムのアプリケーションソフトは、当然のことながらお客様あるいはシステムインテグレータで作成する必要があります。
 主な仕様
 形式:OPU-JR1-1
 構造:ミドルタワー形
 CPU:i486DX4またはPENTIUM
 メモリ:16MB
 ハードディスク:540MB
 なお、CRTディスプレイならびにプリンタは別途ご用意いただ

     















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