として、リモートI/O、コミュニケーション、ソフトウェアの各カテゴリーを見ると、ユーザーの関心も、MMI(マンマシンインタフェース)からロギング、そしてマネジメントへと移行しています。
 現在の社会・経済環境は必ずしも順風とは言えませんが、必ず来るフレンチクウオーターへのフォローウインドのように、カルチャーを変える気持ちで取り組み、備えたいと思います。
 アーレン・ブラッドレ社のマネージャーの「解決方法を売る」という言葉を想い出すと、Customer Solutionとして、顧客へ成果をフィードバックすることが、何よりもツアースタッフへの謝辞となり得るでしょう。
 ツアーでの諸先輩にいろいろとお世話になり、改めてお礼を申しあげます。また、来年もシカゴで元気な笑顔に会えることを楽しみにしています。

 '95 ISAショー視察ツアーに参加して
英和株式会社
斉藤 和博


 ニューオーリンズコンベンションセンターのISAショー会場が広大(540m×200m)だったのには驚きました。
 会場では、μPが安価になり、PC制御システムメーカーとソフトウェア会社の展示が数多く、それをシステムに組む会社があり、会社も複合化している傾向が見受けられました。また、現場機器である圧力計、温度計、流量計、液面計の展示は理解しやすく、ホッと一息つけるコーナーでした。
 一方、開催地ニューオーリンズはジャズの本場、バーボン通りは音楽があふれる活気のある通りでした。その中のジャズライブハウスに入り、迫力ある黒人女性シンガーの歌には大変感激しました。
 最後にエム・システム技研のスタッフ皆さんのご尽力に対し感謝します。


'95 ISAショー視察ツアーに参加して
明治電機工業株式会社
米津 範幸


 今回のISAショー視察研修ツアーは、私にとって海外展示会を初めて体験する非常に貴重な機会となりました。出展メーカー約800社、そのうち日系5社、短期間での見学はとても無理ということで、ネットワークおよびPCによる制御システムに絞ることにしました。
 全体的な傾向として、大型DCSからPC制御システムへの移行が目につき、ハードとソフトの分離が特徴的でした。とくにIntellutionのFIX、ICONICSのGenesis、IntecのParagonTNT、WonderwareのInTouchなど、PC用ソフト会社の力の入れようは、これらの大型ブースを見てもよくわかりました。また、分離販売されたものをシステムに組み上げる会社(システムインテグレータ)についても、すでに約5年前にシステムインテグレータの連合会が発足していたそうで、ここ3、4年で全米にわたってその数は急速に増加しています。
 目新しいことの1つとして、開発途上国からの出展が目につきました。ブラジル系のSmar、韓国系のSamson Controlsがそれです。労働賃金が安価であるというメリットを活かし、将来いっそうの参入増加が見込まれるそうです。
 世界の動向に乗り遅れないためにも、これからもチャンスがあればISAショー視察研修ツアーに積極的に参加したいと思います。今回のツアーを通して多くの人々との出会いの場を与えていただいたことと、無事ツアーを終えられたことに関して、エム・システム技研のご努力に感謝します。

     
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