ホットライン日記


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常時リレー励磁であれば、供給電源が切れたとき(リレーが非励磁になる)の接点状態が警報時と同じ状態になるので、正常でないことを検知することができます。リミッタラームシリーズなどの警報器の仕様を決めるときには、万一、警報器への供給電源が切れたときのことを考えて、そのときに出力接点がどちらの状態であればシステム全体が安全であるかをよく検討して選定する必要があります。
 エム・システム技研ではシステムのフェールセーフを考慮して、様々な仕様の警報器を用意しています。


 Q:無効電力の積算値を表示したいのですが、どのような変換器を使用すればよいでしょうか。




 A:有効電力を計測する“電力トランスデューサ(形式:LWT)”には積算用のパルス信号を出力する仕様のものがありますが、“無効電力トランスデューサ”には積算用のパルス信号を出力する仕様のものがありません。そこで、ご質問のような場合には図2のように変換器を組み合わせるのが適当でしょう。
“無効電力トランスデューサ”の出力信号は、図2のA(DC4~20mA出力の場合)のようになっていますので、この信号を直接パルス信号に変換すると、LEAD側で1000varであるにもかかわらずパルス出力が0となって積算値が変わらず、無効電力が発生していない0varのときにパルスが出力されて積算値が増えることになってしまい、正確な積算値を得ることができません。そこで、“無効電力トランスデューサ”の出力を“リニアライザ”でV字形に変換し(図2のB)、その信号を“アナログパルス変換器”でパルス信号に変換して積算カウンタに入力すれば、無効電力の積算値を表示することができます。
従来からある無効電力量計はLAG側あるいはLEAD側のどちらか一方しか計測できません。そのため、すべての無効電力を積算するには、LAG側とLEAD側の両方の無効電力量計を取り付けて、それを加算する必要があります。


     



















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