ネットワーク計装部品 MsysNet システム
エムシスネット
MsysNetニュース
No.5

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 コストパフォーマンスの良い接点入出力ユニット

 多数の接点信号を入力あるいは出力する場合、これまでMsysNetシステムには安価なユニットがありませんでした。今回、“接点入出力ユニット(形式:39M-8)”を製品化しました。
 この“接点入出力ユニット”は、通信機能などを担うCPUモジュールが付いたマザーボードに、接点入出力用モジュールを最大8モジュール組み込むことができるシーケンサタイプの製品です。警報点数が多数あるシステムに使用すれば、極めて効率的です。また、接点入出力用モジュールには以下のような製品が用意されています。
 ●接点入力(DC電源)
 ●接点入力(AC電源)
 ●リレー接点出力
 ●トランジスタ接点出力
 ●SSR出力
 この“接点入出力ユニット”のCPUモジュールが持っている機能(演算モジュールやシーケンスコマンドなど)は、DCSカード(形式:18MA)と同様です。もちろん通信機能は、NestBus(ネストバス)仕様となっています。
 CPUモジュールが付いたマザーボードの価格は1台24万円で、それに入出力の仕様に対応した接点入出力用モジュール(1万7千円~3万2千円)を必要個数取り付けます(最大8モジュールまで)。

 プラント操作の練習ができる教育用PID実習セット

 実プラントでPID設定の練習をするわけにはいきません。このような場合に役立つ教育用セットを用意しています。このセットは、PID制御を学ぶための入門用実習装置として最適です。
 監視操作ソフトとしては、SFD-98(NEC製PC9800シリーズ用のソフト)を使用します。

 ●温度コントロール用PID実習セット(本誌第4巻第3号参照)

 形式:PID-T
 定価:980,000円
 本製品は、ひよこ電球(ひよこを保温するための電球)を使い、その温度のコントロールを行っています。
 センサとして熱電対を用い、熱電対変換器(形式:TCS)で計装用統一信号に変換した後、スーパーDCSのDCSカード(形式:18MA)に入力して制御信号を得ています。
制御出力はDC4~20mAのアナログ信号をいったんパルス信号に変換した後、ひよこ電球の温度の制御に用いています。
 ワンループコントローラ(形式:ABA)を使用したタイプも製品化する予定です。

 ●レベルコントロール用PID実習セット(本誌第4巻第12号参照)形式:PID-C

 定価:1,200,000円
 本製品は、水をポンプで循環させ、レベルと流量のカスケード制御でレベルコントロールを行っています。
 流量に対応したパルス信号を発生するセンサを用い、これをパルスアナログ変換器(形式:JPA)でアナログ信号に変換した後、スーパーDCSのDCSカード(形式:18MA)に入力し制御信号を得ています。
 制御出力はDC4~20mAのアナログ信号で、これで直接バルブを操作し、レベルを制御します。

 
     















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