“アブストラクト”光計測制御システム
TOPMACSシリーズ

西村 啄磨
にしむら たくま
オプトメーション(株)営業技術部 部長


 はじめに

 空気圧式、電子式に次ぐ第3世代の光ファイバ式計装システム(FFI)が1985年に富士電機(株)から、世界に先駆けて開発されました。これはセンサ技術と光の先端技術を駆使し、フィールド機器のインテリジェント化と、伝送に光ファイバ式デジタル伝送およびフィールドバスを採用し、高精度、高信頼性、保守の自動化を実現した計装システムです。
 このシステムを各種利用分野への普及させるため、ならびにさらに多品種の光式計器の開発ニーズに応えるため、1986年に千代田化工建設(株)と富士電機(株)との合弁会社“オプトメーション(株)”が設立されました。以後、多くの専門計器メーカーの協力のもとに、総合的なトータル光ファイバ式計測制御システムTOPMACSシリーズを完成し、数多くの納入実績をあげています。ここでは、このシステムの概要とともにエム・システム技研の製品を組み込んだ例をご紹介します。

 1.システムの概要

 1)システム構成
 図1のように、フィールド機器(各種発信器、操作端など)と受信側(マスタステーション)とは光ファイバケーブルで結ばれています。
 制御室とフィールド機器間の光ファイバケーブルの数を少なくす

     
















<前ページへ次ページへ>

*. 本ウェブサイト上に掲載されている情報は、掲載した時点での情報です。記載内容はお断りなしに変更することがありますのでご了承ください。

*. 本ウェブサイト上の表示価格には消費税は含まれておりません。ご注文の際には消費税を別途頂戴いたします。

MG 株式会社エムジー

Copyright © 1992 MG Co., Ltd. All rights reserved.