本年は、ISAショーが開催されて50年目という節目の年で、ニューオーリンズ コンベンションセンターで盛大に開催されました。会場は想像以上の大きさで、昨年をはるかに上回る800社以上の出展を集めました。会場の広さは、本年、晴海で開催された国際計測工業展の約5倍の広さです。
展示会の概況としては、本年はFisher Rosemount社が出展しておらず、また、昨年出展していなかったHoneywell社、Johnson-Yokogawa社が出展し、大きくブースを構えていました。年ごとに業界地図が書き変えられているようです。また、日本でも一般化し始めた、Intellution社、Wonderware社、ICONICS社などのソフトメーカーの展示には目を見張るものがありました。一方、本年はフィールドバス対応機器の展示も多くなり、またHART Communication Foundation、Ron Work Netの展示もあり、米国計装業界のネットワーク化と信号の統一化の流れを目の当たりにしました。