25･UNITシリーズ、28･UNITシリーズ
（株）エム・システム技研 開発部 主任技師
どんなもの？
エム･システム技研が販売している25･UNIT、28･UNITシリーズは共に各種アナログ入出力信号を、通信ネットワークを通じて各社のシーケンサに接続するフィールドネット形変換器です。
シーケンサ（プログラマブルコントローラ）を応用したシステムにおいて、本格的にアナログ量を取り扱いたいユーザーにとって最適な変換器と言えます。
25･UNITシリーズは多チャンネル入出力タイプ（マルチループ用）であり（図1）、変換器の構成は各社シーケンサ（表1）に対応した通信ユニットと入出力ユニットとの組合せになります。通信ユニットは入出力ユニットのベースを兼ねた構造になっており、実装できる入出力ユニットの数に応じて、4、8、12、16ユニット用として4種類のサイズを用意しています。
これに対し、28･UNITシリーズはシングルチャンネルタイプ（シングルループ用）であり、ユニット単体で通信ネットワークに接続できるため、中小規模のシステムに適しています。また、ユニット自体はプラグイン構造となっています（図2）。このため、ベースソケットに接続されているフィールドとの入出力や通信ラインの配線を取りはずすことなく、ユニット本体が交換でき、メンテナンスが容易に行えます。
