何ができるの?

 (1)各種センサ信号を直接入力
 センサ入力形のユニットでは、熱電対、測温抵抗体など各種センサ信号を直接入力することができ、リニアライズ処理を終えたデータをシーケンサ本体に取り込むことができます。また、電力管理用としてPT、CTの二次側の交流信号を直接シーケンサに入力できる機種も用意しています(表2)。
 (2)アナログ信号を直接出力
 アナログ制御信号をシーケンサの指令によりユニットから直接出力することができます。
 (3)高精度
 シーケンサメーカー標準のアナログ入出力に比べ、精度の点で優れています。
 (4)PID演算が可能
 PID演算ユニットと入力ユニットを組み合わせてPID制御を行うことができます(ただし、25・UNITのみ)。
(5)シーケンサのメモリとの関係
 25・UNITについては入出力ユニット1台当たり1ワード分(2バイト、16ビット)、28・UNITの場合はユニット1台あたり1ワードのシーケンサ本体のメモリを使用します。
 (6)より対線を使用
 通信ネットワークに、より対線を使用することにより、配線費用を節減できます。

 どのように使うの?

 25・UNITシリーズ、28・UNITシリーズとシーケンサを使ってシステムを構築する場合、特別なインタフェースを必要とせず、シーケンサの通信ラインに直接接続できます(図3、図4)。あとは接続した25・UNITまたは28・UNITとアナログ信号を受け渡しするプログラムをシーケンサ本体に追加するだけです。
 では、実際にシステムを構成した場合、変換器とシーケンサとの間で取り込んだ値(データ)の伝わる様子を説明しましょう。ここでは多チャンネルタイプの25・UNITを例に取り、取り込んだデータをそのまま25・UNITの別の出力変換器から出力する場合について見てみることにします。28・UNITについては取り扱うデータの量が異なるだけで、ほかは25・UNITとなんら変わりがないので説明を省略します(図6は25・UNIT用を説明した図5に対応する28・UNIT用説明図です。両図を対照してご理解ください)。

     






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