小規模プラントの計装に最適

スーパーDCSコンパクトシステム


 『MS TODAY』でこれまでに紹介してきたMsysNet(エムシスネット)シリーズのうち、“スーパーDCSコンパクトシステム”の販売を2月1日に開始しました(表1)。この“スーパーDCSコンパクトシステム”はNestBus(ネストバス)に接続する機器から構成されており、16ループ以下の計装で高いコストパフォーマンスを実現します。

 スーパーDCSを実現する“DCSカード”

 “DCSカード(形式:18MA)”はフィールド端子としてアナログ入力2点、アナログ出力1点、オンオフ入力1点、オンオフ出力1点をもち、さらにネストバスを通じた16個の機器間伝送端子による入出力ができます。たとえば、16個すべてにアナログ入出力信号を割り付けると合計32点の、またすべてにオンオフ信号を割り付けると256点のリモート入出力が可能となり、制御対象のプロセスに合わせて割付けができます。
 さらに、“DCSカード”1枚で最大PID調節計を2個、アナログ演算およびタイマ、カウンタ類を40個、シーケンサを12個有するシステムをソフトウェアで実現できます。すなわち、ある程度の大きさのシーケンサ機能は“DCSカード”によって実現できます。しかし、高速シーケンスなどPLCが得意とするものは各社のPLCに任せ、アナログ制御を中心にスーパーDCSを使用し、両者をPLCインタフェース(形式:SMDL)で結ぶ方式によって最も使いやすいシステムが実現できます。
 このように機能を分担させるこ


     



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