レベル、圧力の計測信号をDCSカードにより一定値に制御するのがこのセットの基本機能です。DCSカードとパソコン(通信機能付)とはRS-232-C/RS-485双方向変換器によって接続され、DCSカードの入出力である測定値(PV)、制御目標値(設定値:SV)および制御出力(MV)はパソコンの画面にリアルタイムで表示されます。また、パソコンのキーボードまたはマウスによりP、I、Dの各定数また設定値および自動/手動の切換えなどを自由に操作することができます。
 (1)温度ユニット(PID-T-B)の制御動作
 機器の構成を図2に示します。このユニットではシース形熱電対が電球の表面温度を検出し、発生した熱起電力はカップル変換器でDC1~5Vの直流電圧信号に変換されたのちDCSカードに測定値として入力されます。一方、パソコンからDCSカードに設定値が与えられ、DCSカードは設定値と測定値を比較し、この差(偏

     



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