ホットライン日記


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め、常に放電状態となってしまい、信号が正常に伝送できません(MDP-24-1の場合の線間放電開始電圧は30V以上です)。
 雷サージから機器を保護するため避雷器を取り付けるときには、回線の種類や通信の方式などに応じて適切な避雷器を取り付けないと、避雷効果がなかったり、通信に支障をきたすことがあります。
 そこで、表1にNTTの電話回線の種類とエム・システム技研のテレメータ、そしてそれぞれのテレメータに適合する避雷器についてまとめてみました。すでに述べたように、特殊な直流方式を使うテレメータ変換器(形式:TMA、TMT、TMR)とテレメータ(形式:DAST-10)には電子機器専用避雷器(形式:MDP-24-1)を使用しますので、注意してください。
 テレカプラ(形式:DKT)やテレカプラミニ(形式:22T、22R)は一般公衆回線(普通の電話回線)を使用しますので、これらの通信ライン用避雷器としては電話回線用避雷器(形式:MD-TL)が適しています。MD-TLは一般公衆回線用ですから、オフィスにあるファックスなどの通信ライン用変換器としてもご利用いただけます。


 Q:エム・システム技研の電流出力形“電源なしアイソレータ(形式:SN)”の出力を電流テスターで計測したところ、出力値がずれていて変換器が正常に動作しません。どうしてでしょうか?



 A:電流テスターの入力インピーダンスは数Ω以下と小さいのが普通です。したがって、“電源なしアイソレータ”の出力側の負荷が小さくなりすぎているため、正常に動作しないものと考えられます。
 エム・システム技研の電流出力形“電源なしアイソレータ”の許容負荷抵抗は50~350Ω(DC4~20mA入力仕様のとき)となっており、この範囲を外れると正常に動作しません。したがって、電流テスターや電流計のような入力インピーダンスが低いものを“電源なしアイソレータ”の出力側に接続するときには、それらと直列に抵抗を入れて、負荷の合成抵抗が50~350Ωの範囲内に入るようにしてください。
 なお、“電源なしアイソレータ(形式:SN)”にはDC10~50mA入力仕様のものもあり、この電流出力仕様形の許容負荷抵抗は50~600Ωとなっています。


     


































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