の4種類が指定できます。詳細はデータフォーマットの項で詳しく説明します。なお、計算機リンク側のバッファエリアのアドレスは、ヘッダ部が120H(16進数)から13FH、データ部の書き込みエリアアドレスが140Hから15FH、データ部の読み込みエリアアドレスが160Hから17FHで固定されています。

 4.PLCとNestBusのデータ伝送

 計算機リンクユニットのバッファエリアに書き込まれたデータは、RS-232-Cを介してSMDLへ伝送されます。SMDLからDCSカード(形式:18MA)へのデータ伝送は、NestBusを経由して行われます。SMDL内では、グループNo.11から26までのデータエリアに対して計算機リンクユニットのバッファエリアのデータがRS-232-C通信で送受信されています。そのため、PLC側では計算機リンクユニットのバッファエリアの120Hから17FHのデータ、SMDL側ではグループNo.11から26のデータがそれぞれのバスで動いていることになります。計算機リンクユニットとSMDLが異なるデータをそれぞれのバスデータに変更する機器となります。
 NestBus内では、SMDLおよび18MAに伝送端子を持っています。この伝送端子を使用してNestBus内の機器間でのデータ授受が行われます。使用する伝送端子はAi受信端子、Ao送信端子、Di受信端子、Do送信端子です。

 5.PLCからSMDLへデータを送信するときのデータフォーマット

 計算機リンクユニットが有するバッファエリアのヘッダ部に図5のフォーマットのデータを書き込むことによってSMDLへのデータの送信が行われます。データはヘッダ部として2ワードのデータを使用し、データ部として2ワードを使用します。PLC側のアドレス120Hから13FHの32ワードがヘッダ部のバッファエリア、アドレス140Hから15FHの32ワードが書き込みデータのバッファエリアとして使用されます。ヘッダ部とデータ部の両方を指定することによって必要とするデータの伝送が行われます(図3参照)。
 図5は、SMDLへの書き込み時のフォーマット形式です。図から1ワード目のビット位置8から15までの8ビットでI/O種別の指定が行われます。I/O種別は、32Hの場合が接点32点の書込みで、34Hの場合がアナログ2量の書込みとなります。また、2ワード目のビット位置0から3までの4ビットで伝送範囲の指定が行われます。その他のビットは未使用なので0としてください。

 6.PLCがSMDLからデータを読み込むときのデータフォーマット

 PLCがSMDLのデータを読み込む場合には、アドレス120Hから13FHのバッファエリアのヘッダ部とアドレス160Hから17FH


     

























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