パソコンFAパッケージソフト


InTouch/PLAMONIC


村上 智信
むらかみ とものぶ
住金制御エンジニアリング(株) 東京設計部


 はじめに

 パソコンの高性能化に伴い、各種産業分野においてダウンサイジング化、オープンシステム化の動きが活発になっています。住金制御エンジニアリングで進行中のFAソフトウェア パッケージ事業の一環として、すでに販売中であるInTouch(インタッチ)は、産業用マンマシンインタフェース開発ソフトであり、コストパフォーマンスの優れたオープンシステムの構築を強力にサポートするものです。1992年8月に国内販売を開始して以来、すでに400本以上の出荷実績があります。
 本稿ではInTouchの機能概要と応用システム事例、さらにInTouchをベースにして住金制御エンジニアリングが新たに開発したパソコンDCS(分散型デジタル計装システム)用ソフトウェア“PLAMONIC(プラモニック)”について紹介します。

 1.InTouchの概要

 InTouchは、各種産業、FA、PA、LA分野におけるリアルタイム監視・制御、データ収集を行うシステムのマンマシンインタフェースを、優れたグラフィックユーザーインタフェースを持つMS-Windows上で開発するソフトウェアパッケージです。表1に機能概要および動作環境を示します。
 InTouchでは、外部装置のデータをネットワークやシリアルポートを介して取り込み、そのデータの変化をアニメーションを使ってグラフィカルに表現する画面を、プログラミングレスで簡単に作成することができます。

 2.InTouchのシステム事例

 InTouchの応用システムは基本的にはユーザーにおいて開発することが可能ですが、住金制御エンジニアリングにおいてもこれまでに約40件のシステムインテグレーションを実施しています。表2にいくつかの事例を示します。
 いずれのシステムも、非常に短期間で製作を終え、顧客の満足を得ています。
 InTouchによるシステム事例のうちから、簡易水道監視システムについて紹介しましょう。

     













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