ホットライン日記


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 Q:最近、耳にすることが多くなったEMCについて教えてください。





 A:EMC(electromagnetic compatibility)は電磁界適合性などと訳されています。電子機器やシステムが無線電波、インパルス、静電気などの電磁気的雑音のある雰囲気内で、予定されたとおり動作し、十分にその機能・性能を発揮できることをいいます。
 干渉妨害の問題に対処するには、電子機器やシステム自らが外部に妨害波を出さないエミション(emission)の立場と外部からの電波妨害などに耐えられるイミュニティ(immunity)の立場の両面を配慮しなければなりません。
 『MS TODAY』1995年2月号の「計装豆知識」のコーナーでも紹介しましたように、1996年1月以降EU(欧州連合)域内で販売する製品は、EMCに関するEC指令に適合しているもの(CEマーク付き)でなければならなくなります。



 Q:熱電対の種類ごとに変換器の予備品を用意していますが、この予備品を減らす良い方法がありますか。





 A:ご質問のように、熱電対といってもK熱電対をはじめ、T熱電対、J熱電対など、様々な熱電対があり、それぞれ温度に対する起電力の関係も異なっているため、熱電対の種類ごとに対応したカップル変換器(熱電対用変換器)が必要となります。したがって、温度測定用に多種類の熱電対を使用していると、当然ながら予備の変換器の数も増えてしまいます。そのため、広い保管スペースが必要になったり、在庫品の費用負担も大きくなることも考えられますので、予備品の数をできるだけ少なくすることが望まれます。

     



















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