ホットライン日記


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だけ少なくすることが望まれます。
 エム・システム技研ではスペックソフト形のカップル変換器(形式:□JT)を用意しています。この変換器ではメモリ内に各種の熱電対に対応した温度-起電力特性が書き込まれていて、ハンディコンソール(プログラミングユニット、形式:PU-2A)を使って熱電対の種類を容易に変更できます。このため、熱電対の種類ごとに変換器を用意する必要がなく、1台の変換器で各種の熱電対に対応できます。
 温度センサには熱電対のほか、測温抵抗体もよく使われます。測温抵抗体にもPT100をはじめ、PT50、JPT100などがあり、カップル変換器と同様なことがいえます。このときにもエム・システム技研のスペックソフト形測温抵抗体変換器(形式:□JR)を使用すると、1台で各種の測温抵抗体に対応でき、予備品を最少にすることができます。
 エム・システム技研のスペックソフト形変換器にはご紹介した温度関係の変換器のほか、直流入力変換器やリニアライザなど、多くの機種がそろっています。これらの製品は入力レンジを現場で容易に変更でき、予備品の削減や、急な仕様変更に柔軟に対応できます。



 Q:CT変換器やPT変換器には実効値演算形と平均値演算形がありますが、どのように使い分けたらよいのでしょうか?






 A:平均値演算形変換器は平均値で処理した後、正弦波の実効値に換算して出力しています。したがって、入力が正弦波のときには平均値演算形変換器であろうと実効値演算形変換器であろうと、出力値に差はなく、いずれが優れていていずれが劣っているということはありません。一般的に、平均値演算形変換器に比べ実効値演算形変換器の価格が高いため、実効値演算形の方が優れているのではないかとの誤解があります。
 しかし、サイリスタなどで制御された負荷電流のように波形が大きく歪んでいる場合には、平均値演算形変換器では正しく実効値にすることができず、実効値演算形変換器で測定した値とは差が生じて一致しません。
 このように、測定対象の波形に歪みのない場合には、どちらを選んでも得られる出力は同じですが、波形に歪みが生じる可能性のあるときには実効値演算形変換器を選ばれることをお奨めします。

     





















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