出力の表示および独立したRUN接点出力も設けました(図3、4参照)。さらに、動作的にはリレーロジックをコマンドに置き換える方式でのシーケンス動作や0.12~1.0秒の範囲で制御周期の任意設定を可能にしています。
 (2)パラメータの設定方法
 DCSユニットを動作させるためにはユニット個々に対して設定を行う必要があります。設定方法としては、次の2通りがあります。
 I.プログラミングユニット(形式:PU-2□)を使用する場合
 DCSユニットに直接接続して、1データずつ入力または変更します。データ設定量が少ないとき、またはプラント運転の途中にPIDパラメータ等の変更を行いたいときに使用します。
 II.パソコン用ビルダーソフト(形式:SFE)を使用する場合
 このビルダーソフトはパソコン(PC98またはIBM互換機)によって動作するソフトウェアであり、次の機能をもっています。
 ●初期データの入力および類似データのコピー
 ●設定済みデータのエラーチェック
 ●リストの印刷
 ●保存しておいたフロッピーディスクのデータをDCSユニットにダウンロード
 ●DCSユニットのデータをフロッピーディスクに保存
 パソコンのRS-232-CとDCSユニットを接続するときは、変換ケーブル(形式:COP2)を使用します。

 おわりに

 今回紹介した製品はスーパーM・UNITシリーズの一部です。センサ入力用変換器、DCSユニットのほか、ここには詳細を説明しなかった製品を含めて仕様書集を用意しています。内容を詳しく検討される方はエム・システム技研の営業部まで資料をご請求ください。また、PID制御出力をもったセンサ入力用変換器の開発も進めています。より扱いやすく、高機能の変換器として登場することでしょう。ご期待ください。

     



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