ホットライン日記


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 Q:エム・システム技研のロードセル変換器は印加電圧が5Vとなっています。一方、ロードセルの推奨印加電圧は12Vです。これらを組み合わせて使用できますか。




 A:推奨印加電圧12Vのロードセルにもエム・システム技研のロードセル変換器を組み合わせて使用できます。
 ロードセルから出力電圧を取り出すためには、外部から電圧を供給する必要があります。この電圧を印加電圧といいます。ロードセルの推奨印加電圧はロードセルの仕様を満足できる最大の印加電圧のことです。したがって、推奨印加電圧以下で使用しても問題ありません。ロードセルの推奨印加電圧は10~12Vが普通です。
 印加電圧をあまり低くするとロードセルの出力電圧が小さくなるので、その信号を処理する変換器側での増幅が難しくなります。エム・システム技研のロードセル変換器では印加電圧5Vの場合でも安定した増幅ができるようになっています。このため、特別なご注文がない限り、ロードセル変換器は印加電圧を5Vに調整して出荷されています。なお、印加電圧を5V以上にしたい、逆に5V以下にしたいという特別なご希望にもお応えできるよう、変換器前面より印加電圧を2~10Vの範囲で変更できるようになっています。


 Q:雷の多い季節を迎え、現場盤に収納されている変換器が心配です。避雷器の設置方法を教えてください。



 A:雷サージが侵入する経路としては入力信号線、出力信号線、電源供給線が考えられ、これらの線路に避雷器を取り付けることが必要です。
 たとえば、入力側のセンサが熱電対である“カップル変換器”が現場盤に収納されている場合の避雷器の設置について紹介しましょう(図1参照)。入力信号線には“熱電対用避雷器(形式:MDP-TC)”を、変換器の出力信号がDC4~20mAであれば出力信号線に“電子機器専用避雷器(形式:MDP-24-1)”を、そして供給電源がAC100Vであれば供給電源線に“電源用避雷器(形式:MA-100)”を、それぞれ設置します。
 設置にあたって、避雷器の接地端子をできるだけ短い線で接続します。接地が正しく行われていないと、充分な避雷効果が得られません。接地は第3種接地(100Ω)程度でかまいません。なお、現場盤に収納されている機器に接地端子があるときには、その端子と避雷器の接地端子とをできる限り短い線で接続してください。

     

















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