素子交換形電源用避雷器(形式:MAX)


(株)エム・システム技研 開発部 副部長


 はじめに

 エム・システム技研の避雷器はエム・レスタの名前で発売開始して以来、23年になります。現在までの累積出荷台数は約65万台にも達します。これはユーザー各位のご愛顧の賜と深く感謝しております。さて、このたびこの長年にわたる実績と経験に裏付けられたノウハウを凝縮して、素子交換形電源用避雷器(形式:MAX;以後、MAXと形式で記します)を新発売いたします。そこで、ここにその機能と特長についてご紹介いたします。

 機能と特長

 避雷器が巨大雷サージで破壊されたとき、出火防止用ヒューズが切れて電源が止まったのでは、プラントの運転に支障がでます。そこでMAXの場合には、サージ吸収素子が壊れた状態でも電源を供給し続けます。一方、サージ吸収素子が壊れると内蔵ヒューズが切れて、警報接点信号を外部に発信します。また、サージ吸収素子は、電源を切ることなく、避雷器前面から簡単に交換できます。

 ●電源回路に侵入する誘導雷サージから電子機器を保護します。

 MAXは電源回路に侵入する誘導雷サージから電子機器を保護する電源用避雷器です。

 ●サージ吸収素子が壊れても供給電源を遮断しません。

 電源用避雷器では、たび重なる雷サージによりサージ吸収素子が劣化すると、漏れ電流によってサージ吸収素子が加熱し、火災事故に発展する可能性があります。そのため、ヒューズなどを使用した保護回路を完備しておくことが必要です。ただし、MAXの場合、このヒューズは供給電源を遮断するのではなく、過大電流

     







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