NTT 専用回線利用テレメータ

DASTシリーズ

 “通信の自由化”によって、財団法人電気通信端末審査協会の適合認定を受けた通信機器であれば複雑な手続きを必要とせず、NTTの電話回線に接続することができるようになりました。エム・システム技研のDASTシリーズはこの適合認定を受けたテレメ・テレコン(テレメータ、テレコントローラ)装置です。
 DASTシリーズは従来の装置のイメージではなく、1つの部品として取り扱えるまでのダウンサイジングを実現しました。さらに、豊富な製品群の中から使用目的や信号伝送コストに応じて、入出力信号の種類、伝送速度、回線の種類(符号品目または帯域品目)などに対応した製品を選択できます。

 DAST-10

 アナログ1量または接点1点用の簡易テレメータです。手のひらサイズのプラグイン構造で、現場盤のわずかなスペースにも収納できます。回線としては符号品目(特殊な直流方式)を使用します。

 DAST-20

 最大でアナログ4量、表示4点の小容量伝送ができ、さらに表示4点、制御4点のテレコントロールも可能なテレメータです。DAST-10同様手のひらサイズでモデム、入出力I/O部ともにプラグイン構造です。伝送速度は50bpsと300bpsがあり、用途に応じて選択できます。

 DAST-30

 モデム、入出力(I/O)部ともにプラグイン構造で、入出力部はユニットを増設することで少点数から多点数まで、広範囲なシステムをカバーできる拡張性に優れたテレメータです。また、リモートI/Oユニットを介してパソコンに直結でき、パソコンを使ったコンパクトな遠方監視システムを実現できます。

 DAST-50

 1パッケージでテレメ・テレコンができます。最大で計測12量、表示32点、パルス6点、制御16点(各々形式により異なります)を取り扱うことができ、基本構成1:1双方向伝送から、さらに増設ユニットを加えた拡張システム、そして上位パソコンを親局とした1:N(Nは16台以下)双方向伝送の分散形テレメ・テレコンシステムまで構築でき、分散している設備の集中監視に最適です。

 DAST-100

 入出力部に分散形の多重伝送装置を使用することで、自由に入出力点数がビルドアップできます。したがって、入出力部を増設するだけで大規模システムが容易に構築できます。伝送速度は50bps、300bps、1200bpsから選択でき、300bpsのときには電話器を接続して音声も同時に伝送できます。
 また、リモートI/Oユニットを接続すれば、上位パソコンを親局にしたデータ収集用テレメ・テレコンシステムの構築も可能です。

 DAST-A1

 豊富な実績があるテレメ・テレコン装置で、経済的なNTT専用回線の符号品目50bpsを使用しています。最大で計測4量、表示15点、制御15点(各々形式により異なります)を伝送できます。なお、避雷器エム・レスタが通信回線用と電源用ともに標準で装備されています。

     





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