ホットライン日記


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 Q:エム・システム技研の“多重伝送ユニット(形式:DLA)”で多重伝送を行っています。新たに“多重伝送用リンクアダプタ(形式:DAL)”を用い、伝送ケーブルを分岐してDLAを増設したところ(図1)、ときどき伝送エラーが出るようになりました。どのような原因が考えられますか。




 A:増設した“多重伝送用リンクアダプタ(以下、DALと形式で記述します)”の伝送ケーブル接続端子に終端抵抗が付いていないことが考えられます。
“多重伝送ユニット(以下、DLAと形式で記述します)”の伝送ケーブルに限らず、高周波信号用通信ケーブルの末端には終端抵抗を取り付ける必要があります。終端抵抗がないと、伝送ケーブルの開放端から反射した信号と元の信号が混ざって信号の読み取りができなくなり、伝送エラー発生の原因になります。
 DALは伝送信号波形を整形して再出力し、DLAの伝送ラインを延長したり、分岐したりするときに使用します。
 ご質問にあるように、伝送ラインにDALを入れると、DLA間を渡り配線で接続していた伝送ラインがいったん途切れることになります。このため、伝送ケーブルの最後に接続されているDLAと同様、DALの伝送ケーブル接続端子に終端抵抗を取り付ける必要があります。簡単なシステム構成図では、あたかも伝送ラインが渡り配線されているように表現されていることもありますが、実際の配線はDALの端子で途切れますから、終端抵抗が必要になります。今回のご質問の場合、まず図1にある★印のところの終端抵抗の有無を確認し、ない場合は取り付けてください。DALは図2のように終端抵抗を内蔵しています。したがって、端子間(3-4、7-8、

     














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