す。この結果3カ月間は人手による洗浄、校正なしで高精度な測定が可能です。
 VI.消費水量
 測定に使用する試料水の量は、毎分0.35lと極めて少なく、経済的です。
 VII.操作性
 測定データなどの表示や保守操作は液晶ディスプレイとパネルキーを使って対話方式で行えます。また、ディスプレイには漢字を用いることができ、大変見やすい表示になっています。
 (2)水質遠隔監視装置
 この装置はパーソナルコンピュータおよび周辺機器より構成されています。
 パーソナルコンピュータを浄水場などの中央管理室に設置し、各現場に配置した水質監視装置と公衆回線で結び、現場の水質状態を集中監視します。
 この装置には次にあげる諸機能をもたせています。
 I.データ収集
 設定された時間ごとに各水質監視装置を自動的に順次呼び出し、記憶されているデータを収集し、パーソナルコンピュータで処理し、ハードディスクに記憶・蓄積します。
 II.メッセージ表示(警報監視)
 各水質監視装置から警報信号を受信すると異常内容および発生・復帰時刻をCRTディスプレイ装置に表示し、かつプリンタで印字します。
 III.運転監視
   CRTディスプレイ装置の地図画面上に水質監視装置を配置し、各現場の状態情報(警報発生、断水、停電、点検中など)を一覧表示します。
 IV.リアルタイムデータ表示
 水質監視装置に電話回線を接続し、データをリアルタイムで取り込み、そのデータをバーグラフ表示およびデジタル表示します(図3)。
 V.トレンドグラフ表示
 水質監視装置に電話回線を接続し、データをリアルタイムで取り込み、それ以降のデータをトレンド表示(リアルタイムトレンドグラフ表示)したり、ハードディスクに記憶・蓄積されている過去のデータを読み出してトレンド表示(ヒストリカルトレンドグラフ表示)します(図4)。
 VI.状態監視および遠隔操作
 水質監視装置に電話回線を接続し、現在の装置の状態(運転中、点検中、自動校正中、測定・停止中など)および警報信号を一覧表示します。
 また、測定や自動校正の開始、停止も遠隔(水質遠隔監視装置側)から行うことができます。
 VII.レポート作成
 日報や月報をプリントアウトし

     

































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