たり、日報のテキストファイルを作成します。
 作成されたテキストファイルについては、市販アプリケーションソフトを利用し、データ処理を行うことが可能です。
 VIII.日常処理の自動化
 日報のプリントアウトやテキストファイル作成は、オペレータのキー操作により行いますが、毎日設定した時刻になれば自動的に実行させることも可能です。
 IX.ポケットベル自動通報

 警報監視機能において、水質異常や装置の異常が水質監視装置から通報されたとき、異常内容をコード化し、ポケットベルに自動通報します。この機能により、中央管理室に係員を常駐させる必要がなくなります。

 おわりに

 本システムを導入することにより実現される効果として次の3点があげられます。
 (1)水質検査の効率化
 “毎日検査”を自動化し、検査業務の効率化を図ることにより、水質基準の改定のため増加した検査項目に対応する検査体制を作ることができます。
 (2)常時警報監視が可能
 現在、1日1回行われている末端給水栓での水質チェックを、従来の人による分析から機器分析に置き換えることにより、24時間連続監視が可能になります。
 (3)水質データの蓄積
 連続的に計測し、蓄積される水質データを水質のデータベースとして活用することにより、残留塩素の適正制御など水質の緻密な管理を行えるようになります。
 以上の効果から、“安全でおいしい水”の安定供給という面において市民サービスの向上に大きく寄与できると考えております。

 本記事についての連絡先:
株式会社クボタ バルブ研究部 河本公太郎
 〒573 大阪府枚方市中宮大池1丁目1-1
 TEL.0720-40-1077 FAX.0720-40-6653

     
<前ページへ次ページへ>

*. 本ウェブサイト上に掲載されている情報は、掲載した時点での情報です。記載内容はお断りなしに変更することがありますのでご了承ください。

*. 本ウェブサイト上の表示価格には消費税は含まれておりません。ご注文の際には消費税を別途頂戴いたします。

MG 株式会社エムジー

Copyright © 1992 MG Co., Ltd. All rights reserved.