ホットライン日記


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トにある入力端子に250Ωの入力抵抗(形式:REM)が付いていますが、入力端子間にさらに250Ωの抵抗を追加・接続し、入力端子間の合成抵抗値を125Ωにします。するとこれらの抵抗に2つの信号の和、すなわちDC8~40mAが流れ、入力端子間にDC1~5Vが発生します。これを受けてSVは2つの信号の和である0~400l/minに相当するDC4~20mAの信号を出力します。

 ただし、前述したように2つの入力信号の流量レンジは同じでなければなりません。0~150l/minと0~250l/minの和である0~400l/minの流量を求めるような場合には、加算する前にそれぞれ比率を掛けねばならず、最初に紹介したように“デジタル式演算変換器(形式:JF)”が必要になります。

 エム・システム技研では“デジタル式演算変換器”も納期4日で納入していますので、よほどの急場しのぎの場合以外は“デジタル式演算変換器”をお使いください。

 Q:2線式電磁流量計から出力されるDC4~20mAのアナログ信号で、積算流量値を表示したいのですが、方法を教えてください。



 A:“アナログパルス変換器”と積算カウンタを使えば実現できます。“アナログパルス変換器(形式:AP、APU)”はアナログ信号を入力し、入力値に比例した周波数のパルス信号を出力します。

 流量レンジが0~400m3/hのアナログ信号から積算流量を表示する場合を例にして説明します。初めに積算カウンタに入力する1カウントあたりの容量を決めます。この例では、1カウントあたり0.1m3/hとします。すると、最大流量400m3が1時間流れ続けたときに4,000パルスになればよいので、“アナログパルス変換器”の最大出力周波数は4,000パルス/h、すなわち4,000(パルス)÷3,600(s)=1.11111…(Hz)となります。有効桁数を4桁にしていますので、出力周波数レンジとして0~1.111Hzを、変換器ご注文時にご指定いただくことになります。このパルス信号を積算カウンタで表示します。

 流量のレンジや1カウントあたりの流量の決め方によって最大出力周波数が0.01666…などのように極端に小さくなることもありますが、エム・システム技研の“アナログパルス変換器”の場合、mHzの単位で指定できますので、このような場合には0~16.67mHzとご指定ください。

     


















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