れば、実際にシステムが動くようになるまで、無料で指導いたします。日数の制限はありません。この方式によりすでに4社の方々がJOB処理を完了しました。
 このようにすれば、2回目以降のJOBでは、自社内で計装エンジニアリングが完了できるでしょう。もし問題箇所があれば、エム・システム技研との電話とファックスでのやりとりで解決できます。

 ワンループコントローラ(形式:ABA)納入開始

 ワンループコントローラ(価格15万円)の開発が完了し、今まで待っていただいていたユーザー2社分、計20台が納入されました。
 このコントローラは、工業計器メーカーの70万円クラスの製品と同等以上の制御機能をもっています。表示機能を除いては、DCSカード(形式:18MA)と同一内容のソフト計器ブロックを持っています。
すなわちワンループコントローラ(形式:ABA)では、PIDブロック2個、演算ブロック40個、シーケンス・コマンド約1,000個分が使用できます。
 ABAがもっているフィールド入出力信号は、Ai2点、Ao1点、Di1点、Do1点です。これで不足するときは、ネットワークNestBus経由で任意のI/Oを入出力できます。
 ABAはパソコンなしで使用できること、また既設計器の修理費で購入できるほど低コストであるのが特長です。
 ワンループコントローラでの操作結果は、同時にパソコン画面のループディスプレイでも表示されます。この逆に、パソコンで操作すると、ワンループコントローラの表示も同じように変化します。
 このため、パソコン計装に慣れていないプラント運転員にとって分かりやすく、DCS化を無理なく実行する手段として役立ちます。
 また、燃焼装置のように起動時にはバーナーの近くにおいたワンループコントローラで操作し、定常運転状態になったら、パソコン画面で運転したい場合にも、ABAが最適です。

 MsysNet受注実績のご紹介

 I窯業会社

システム:スーパーDCS
出荷:6月
規模:M-Busによるシステム
 ●DCSカード:60台
 ●富士電機製シーケンサをリモートI/O化
 ●接点入出力:各1,000点
 ●アナログ入力:80点
ソフト担当:システムメーカー
エム・システム技研に決定した理由:
 ユーザーの工場長がヨーロッパを視察し、ヨーロッパの同業会社では広くパソコン計装が使用されていることに強い関心をもたれていました。この背景から、昨年6月にエム・システム技研のMsysNetのデモを見て採用が決定されました。

 J化学会社(東南アジア)

システム:スーパーDCS
運転開始:8月
規模:DCSカード:4台
三菱電機製シーケンサをリモートI/O化
ソフト担当:システムメーカー
エム・システム技研に決定した理由:
 このプラントは、プラスチックの最終製品を作るための反応装置です。品種が数千種類あり、パソコンに用意されているレシピ(処方)をDCSカード(18MA)にダウンロードする方式を採用しています。
 タンク重量をロードセルで測定し、DCSカードのソフト警報ブロック25個で調合量を設定します。
 このシステムは、当初、すべてシーケンサによって制御する計画でしたが、当社の監視・操作ソフト(SFD 50万円)のレシピ機能とDCSカードの警報ブロックが40個まで使用できることで計画を変更し、MsysNetの採用が決定されました。

【(株)エム・システム技研 製品担当取締役】

     







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