る際の基本的なシステム構成を図1、2に示します。すなわち、NTTなどの一般回線を使用し、遠く離れた場所にある設備の情報(データ)を中央管理室へ送ります。一般プラントの計装でなく、水道関係や倉庫の温度管理のように直接配線ができないような遠距離信号伝送を行う場合で、データを間欠的に監視する用途に適しています。テレメータでは、専用回線で1対1接続しかできませんが、テレカプラでは多数(N個)の現場信号を中央の1台の入出力ユニットに出力するようなN対1の接続が可能です。
 モデムはデータを電話回線に乗せるために変調および復調する装置です。“テレカプラ”では、一般に発売されているパソコンなどに使用されるNCU付モデムを用いてデータを伝送します。
 テレカプラインタフェースは、入出力ユニットで集められたデータをモデムに渡すための装置であり、モデムとの間の接続はRS-232-Cで行います。また、入出力ユニットは現場からの信号(DC4~20mA、DC1~5V、オン・オフ接点信号など)をNestBus <注3>を介してテレメータインタフェースに渡す役目を果た


















     



<注3>NestBus:エム・システム技研の専用バス(商品名)




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