30ヶ国から約1,500社が、総面積7万m2の展示エリアに広がり、来場者はほぼ10万人」と聞き、数字が大きすぎて実感がわきませんでした。実際に行ってみると、8ホールの会場にはコントローラ、センサ、バルブ、分析機器が展示され、これほど多くの計装関連メーカーが一堂に会している展示会を見るのは初めてで、大きさに圧倒されました。短期間(2日間)ではすべてを見学できないと判断し、センサに的を絞りました。
 センサに関する情報収集は次のように行いました。
 最初に探しているセンサを扱っているメーカー名を知るために、インフォメーションに直行。検索にドイツ語しか利用できず、通訳の方に助けてもらい(語学は大切だと再認識)、メーカー名と番地(ホールが数字で、ホール内の縦通路がアルファベット、横通路が数字で番地が表され、アクセスしやすい)が書かれている紙を手に入れました。これを片手にメーカーのブースを訪問して、「質問する、資料を得る」といったことを繰り返しました。午後には、注意して歩かないと人にぶつかるほどの混雑でした。日本では見たことがないセンサもあって、自分にとって非常に有意義な展示会でした。
 ツアーでは団長の高野さんをはじめ、エム・システム技研の皆様には、本当にお世話になりました。ありがとうございました。


INTERKAMA'95視察ツアーに参加して

 大豊産業株式会社
星加 秀樹

 まず、今回お世話いただきましたエム・システム技研の皆様に御礼申しあげます。ありがとうございました。
 私は販売店の営業の立場で参加させていただき、見学の成果を今後の営業に生かす目的で臨みました。しかし、あまりにもスケールが大きく、ビールを飲みながらの商談に驚き、自己の体力の無さと、語学力の乏しさに深く反省させられました。やはり目的を絞り十分な準備をしておかなければだめだと痛感しました。
 なお、主観的には、日米欧ともに市場の流れは同じだと感じました。それは、センサー、パソコン、エンジニアリング、この3つの組合せとアプリケーションで各メーカーが特色を出してPRしている点です。そうした中で、流れを作ろうと小さなブースで頑張っているエム・システム技研には、心からエールを送りたいと思います。
 さて、反省の日々から一転、後半のスイスでは雄大な自然のすばらしさやすてきな街並を、そしてイタリアでは歴史と文化を十分満喫することができました。また、ツアー中はメンバーの方々といろいろな話ができたり、いろいろな出会いがあったり、このツアーならではの大変良い社会勉強をさせていただきました。
 INTERKAMA視察、ISA視察ともに、今後いっそう魅力的なものを企画されるようご期待申しあげます。


INTERKAMA'95視察ツアーに参加して

 千代田化工建設株式会社
新居 正章

 このたびは、視察ツアーに参加させていただき、またデュッセルドルフ滞在日数の延長などこちらの勝手な要望にも応えていただき、本当にありがとうございました。
 やはり、INTERKAMAの展示場の広さ(使用ホールは8ホール、出展は約1,500団体!)には驚かされました。この展示場を5日間見続けたのですが、この広さ(歩くだけでも非常に疲れます)、人の多さ、そして会話は全て英語(パンフレットについては、表にはドイツ語版しか出していないところがあり、苦労しました)、これらの環境はなかなか厳しいものでした。
 内容的には、各社CEマーキングへの対応(空港の売店で、玩具類にもCEマーキングがあったのを発見!)、日本と認識や現状が全く違うフィールドバス、コンソール型DCSはほとんど(全く)姿がなく、パソコン主体のコントロールシステムおよびパソコン対応の設計・運転ソフトの多さ、スマートポジショナーがかなり出回っていたことなど、実際に目と耳で勉強したり、確認したりでき、今後の良い刺激に

     
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