ホットライン日記


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 Q:2線式差圧伝送器からの信号をディストリビュータ(形式:YVD)で受け、その電流出力(DC4~20mA)を点在している受信計器に接続して使用していました。今回、新たに絶縁付直流入力変換器(形式:SV-A6-B)を接続したところ(図4)、出力が100%まで出なくなってしまいました。どうしてでしょうか。




 A:エム・システム技研製ディストリビュータ(形式:YVD)の電流出力信号の許容負荷抵抗値は750Ωで、それを超えたためではないかと思われます。
 離れて点在している計器室に信号線を配線すると、配線抵抗が無視できなくなります。ご質問の場合、ディストリビュータ(形式:YVD)の出力側に、すでに2台(各250Ω)の受信計器が接続されています。そこに入力抵抗値が250Ωの電流入力形“絶縁付直流入力変換器(形式:SV-A□-□)”を追加・接続すると、ディストリビュータの許容負荷抵抗値750Ωを超えてしまいます。
 受信計器を複数台接続して使用している電流信号線に、新たに変換器をなど直列に追加するときには、変換器の許容負荷抵抗値をオーバーしないように注意する必要があります。許容負荷抵抗値を超えて機器を接続すると、信号を正確に伝えることができなくなります。
 前述しましたように、SV-A□-□の入力抵抗値は250Ωです。しかし、ご質問の場合のように許容負荷抵抗にあまり余裕がないときは、入力抵抗値50Ω(SV-A1□-□)も標準仕様品として用意しています。さらに、指定電流レンジを選ぶことにより、入力抵抗値10Ω(SV-Z□-□)も製作可能です。なお、このときにはご注文時に、入力信号DC4~20mA、入力抵抗値10Ωをご指定ください)。

     
















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