ホットライン日記


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 A:両者は測定原理が違いますから、補正演算式もそれぞれ違います。差圧式では、体積流量(Q、標準状態)は流体密度(ρ)の逆数と差圧(ΔP)の積の平方根に比例し、質量流量(Qm)は、差圧と流体密度の積の平方根に比例します。

 流体の圧力、温度が変化すれば、密度が変わるので、流量を正しく測定するには、密度の補正を必要とします。なお、標準状態の体積流量で表示することは、質量流量で表すのと同義になりますから、補正は(2)式に基づいて行います。(2)式では密度の項がルートの中にありますので、補正演算式は以下のようになります。


他方、渦式では体積流量(Q)が単位時間における渦発生数(f)に比例します。また、質量流量(Qm)は、(4)式で表せます。
補正は、密度変化に伴う質量流量の変化を対象とし、演算式は次のようになります。


上に述べたことは、流体が理想気体で目盛りが標準状態で示される値であることを前提としています。なお、JFKでは差圧式、渦式両方に対して演算式を用意しています。



 Q:現場盤に2線式温度伝送器があり、中央盤からそれに電源を供給しています。今回、現場盤を大幅に改造することになり、現場盤の2線式伝送器も4線式(現場から電源を供給する方式)にしたため、中央からの電源供給は不要となり、信号の4~20mAだけを伝送することになりました。このとき、中央盤側では変更をしないですませたいのですが、よい方法はありませんか。





 A:改造後の現場盤に2線式アイソレータ(形式:BVS)を図2に示すように追加することで解決できます。従来中央から供給していた電源は2線式アイソレータ駆動用として使うことによって、中央側は変更しないですみます。

     














































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