し、“テレメータインタフェース”はNestBusシステムと他のNestBusシステムを専用回線で接続します。


 5.テレカプラインタフェース

 “テレメータインタフェース”のかわりに“テレカプラインタフェース(形式:SMDR)”を用いると、公衆回線用モデムを接続することができます。すなわち、NestBusの信号を一般公衆回線を用いて伝送することができます。
 「各地に分散する多数の現場を集中監視したいが、多数の専用回線は引きたくない」、「必要なときにだけ最新データを確認したい」といった場合に、一般公衆回線を用いるテレカプラが通信コスト的にも有効です。


 6.監視と操作に便利なオペレータズユニット

 テレメータは、多くの場合に遠隔監視装置として用いられます。メータやランプが無数に配置され、システムレイアウトを描いたパネルにランプが点滅している監視室を見かけます。大きな監視システムの状態を把握するのに有効な方法ではありますが、これを保守したり、必要に応じ改造することは容易なことではありません。ランプや記録紙の交換から始まり、機器の故障のための交換、予備品の確保、移設や増設に伴うパネルの改造など大変な作業となります。
コンピュータを用いて、CRTに表示する方法が有効であることはわかっています。しかし、専用コンピュータは高価であり、ソフトが未公開で、ユーザーが自由に表示レイアウトを変更できないなどの問題があり、表示パネル方式と同様に業者に依頼しないと簡単な変更もできません。
 エム・システム技研は、これらの問題に対し“オペレーターズユニット(形式:OPU)”を用意しています(図4、CRTおよびプリンターは含みません)。“オペレーターズユニット”はIBMのコンピュータ(または互換機)で、OSや“監視・操作ソフト(形式:SFD)”、“ビルダーソフト(形式:SFE)”、“表計算ソフト(Lotus1-2-3)”など、必要なソフトをすでにインストールしてあります。“監視・操作ソフト”はパソコンを用いて監視・操作するためのソフトで、表示画面の作成機能からロギング機能なども備え、ユーザー自身の手で自由に画面を作成し、そこに必要なデータを表示させることが容易にできます。


 7.PLCインタフェース

 接点信号の制御にはPLC(シーケンサ)を必ず使用するようになりました。PLCの信号を集中表示するために、本来ならば必要ない出力を設け、そこからテレメータ装置と接続する方法がとられます。しかし、“PLCインタフェース(形式:SMDL)”はPLC側のリンクユニットとRS-232-Cで接続し、入出力点数に関係なく、多数の入出力でも容易に取り込むこ

     


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