ホットライン日記


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 Q:ピトー管を使ってダクト内を流れる気体の流速を測定していますが、指示がふらついて安定しません。何か良い方法がありませんか。





 A:ピトー管やアニューバを使った風速の測定では、出力される圧力が微弱なうえに、気体を送り出すブロワーによる脈流の影響で、出力がふらつきます。そのため、指示計の針が安定しません。このふらつきを少なくする方法としては、圧力を検出するための導圧管に絞りを入れるなど、機械的に処理する方法があります。
 しかし、ピトー管の圧力伝送器からの信号を、“一次遅れ変換器(形式:CD、CDS)”で処理すれば電気的にダンピング効果が得られます。“一次遅れ変換器”は変換器前面にあるボリュームにより時定数を変えられるますで、ダンピングの効き具合を簡単に調整できます。
 “一次遅れ変換器”は上記の使い方のほか、タンク内部で波打っている液体のレベル計の指示を安定させるときにも便利です。




 Q:1kΩのポテンショメータ用変換器を注文しましたが、5kΩのポテンショメータを使うことになりました。注文した変換器はそのまま使用できますか。


 A:何の支障もなく使えます。エム・システム技研のポテンショメータ変換器は、全抵抗値が100Ω~10kΩの範囲内であれば、どのような抵抗値のポテンショメータを接続しても、正常に機能し、仕様書に記載されている精度を満足します。
 ポテンショメータ変換器は基準電圧発生回路により、接続されているポテンショメータに一定電圧を印加しています。そのため、ポテンショメータから変換器に入力される電圧信号は、ポテンショメータの全抵抗値に関係なく、同じになります(ただし、抵抗器に流れる電流値は変わります)。


     















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