ネットワーク計装部品 MsysNet システム
エムシスネット
MsysNetニュース
No.8

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 今月はMsysNetシリーズの新製品“コマンドレスポンス形コンピュータインタフェース(形式:DLF2)”をご紹介しましょう。
 現在、エム・システム技研の計装用フィールドバスM-Bus(NestBusの上位バス)とコンピュータとを接続するインタフェースとして“コンピュータインタフェース(形式:DLC2-□-□)”があります(価格:300,000円)。この製品で使用しているプロトコルは機能を優先して作られているため、パソコンに組み込む“コンピュータインタフェース(形式:DLC2)”用ドライバーソフトを、ユーザー自身の手で独自に開発するのに非常に高度な知識と技術を必要とします。さらに、ユーザー側で作られたソフトとの結合が難しい(割込みなどの条件がユーザー側ソフトと連動しない)場合もあります。
 このような問題を解消したのが“コマンドレスポンス形コンピュータインタフェース(形式:DLF2)”です。この製品は、DLC2のような難しいプロトコルを使用していないため、高度な知識と技術を必要とせず、どのようなソフトにも簡単に組み込むことができます。パソコンからユーザーが要求するコマンドを送り出せば、DLF2から関連データが送り返されます。
 また、DLF2はM-Bus上のデータを本体内のRAM上に展開していますので、素早く応答できることも特長の1つです。

  主な仕様

 形式:DLF2-□-K (□にはM-Busの伝送媒体コードが入ります)
 M-Bus伝送媒体:より対線または光ファイバ
 接続バス:M-Bus
 コンピュータとの接続:RS-232-C
 コマンド形式:ASCII
 主なコマンド:制御ループ全項目取得、制御ループ1項目取得、伝送端子データ取得、項目取得、項目設定
 価格:300,000円

 次に、現在開発中で、近々、販売開始予定の“一般回線用モデム(形式:MOC1-K)”をご紹介します。
 MsysNetと一般電話回線を使用して遠方監視・制御システムが構築できる“スーパーテレカプラシリーズ”には、NestBusとの間をインタフェースする“テレカプラインタフェース(形式:SMDR、価格:150,000円)”と市販のOA用の電話回線モデムを使用していました。しかし、SMDRはプラグイン形でDINレール取付けができますが、一方、市販のモデムは、SMDRとは形や使用環境条件が異なるため、一緒に使いにくいといった、ユーザーの方々からのご意見がありました。
 そこで、工業用の使用環境に適した一般電話回線用モデムを製品化することになりました。(財)電気通信端末機器審査協会の技術的条件適合認定を取得するための時間も必要なため、発売開始は4月ころになる予定です。
 この製品と一般に市販されているモデムとの大きな違いは下記の2点です。
 I.形状が大きく異なります。市販のモデムはパネル取付けに適した形とは言えません。“一般回線用モデム(形式:MOC)”は“テレカプラインタフェース(形式:SMDR)”と同様、プラグイン構造であり、DINレール取付、壁取付に適した形状になっています。

     






































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