ホットライン日記 東京/0120-18-7270
大阪/0120-18-6321 トロール用端子([5]と[6])間が短絡されているときには、入力信号は絶縁されてそのまま端子[1]-[2]間に出力されますが、[5]と[6]間を開放すると、そのときの入力値をメモリして、開放されている間、メモリした値を出力し続けます。 そこで、図3のように結線すると、メモリコントロール用端子間が短絡されている間、A-B間の電圧(電流)は0となり、逆に開放されると、それ以後の変化分だけがA-B間に出力されることになって、ゼロ点の調整ができます。ただし、出力信号はバイアスのないものになります。また、端子[5]と[6]間を開放した後、入力信号値が下がると、出力側の極性(+、-)が逆転します。 Q:センサからのパルス信号をPLCに取り込んで積算したいのですが、うまくいきません。どうしてでしょうか。 A:パルス信号の受け渡しがうまく行かない原因としては、(I)パルス信号のパルス幅が狭いため、読み取れない、(II)入力パルス信号の種類が受け取れるパルス信号の種類と異なるため読み取れないという2つが考えられます。 PLCのカウンタの入力条件として、パルス幅を50~100ms以上としている場合がほとんどです。センサから出力される信号のパルス幅が、この値より小さいと読み取れません。この場合には、パルス幅を広げる必要があります。 また、パルス信号の種類として、無電圧スイッチ、電圧パルス、電流パルス、オープンコレクタなどがあります。そして、パルスの種類によって受取り方が異なります。つまり、パルスの種類が異なると、信号の受け渡しが正常に行えなくなります。この場合、受取り側の仕様に合わせて、パルスの種類を変更せねばなりません。 このような場合、エム・システム技研の“パルスアイソレータ(形式:PPD)”が大変便利です。PPDはパルス信号を絶縁するとともに、パルス幅を変更したり(最大300msまで広げることが可能)、パルスの種類を変更することができます(最大100kHzまで入力可能)。 |
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