ネットワーク計装部品 MsysNet システム
エムシスネット
MsysNetニュース
No.9

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 モデムご採用時の注意

 MsysNetシステムでは、NTTの専用回線や一般電話回線を利用して、遠隔地の計測信号を集めたり、制御信号を送ったりするテレメータ機能やテレカプラ機能をスーパーDCSなどと一体となったシステムとして構築できるのが、特長の1つです。これら、テレメータやテレカプラを実現するためには、“テレメータインタフェース(形式:SMDS)”や“テレカプラインタフェース(形式:SMDR)”とともに、モデムを使用します。このモデムの入手が、現在、難しい状況となっております。
 これは、モデムメーカーがモデム用のICを入手することが難しくなっていて、モデムの生産が遅れているためです。モデムをご使用になるときには、早めにご手配されることをお薦めします。
 MsysNetシステム製品ではありませんが、エム・システム技研の“テレカプラミニ(形式:22R)”はNCU付モデムを必要としております。同製品用に使用を推奨しておりますオムロン製モデム(形式:MD96FB5V)も、同様に製品の入手に時間がかかる状況であり、ご注意ください。
 なお、エム・システム技研では“工業用一般回線モデム(形式:MOC1)”を開発中で、4月ころ発売開始の予定です。この製品が完成すれば、テレカプラインタフェースとモデムとを一括してご手配いただけるようになります。

 MOC1の主な仕様

 適用回線:電話回線(2線式)
 制御部:自動受信/自動発信(NCU、AA形)
 通信方式:非同期式 全二重通信方式
 伝送速度:1200bps
 使用コード:ASCII ATコマンド
 接続:モジュラージャック

 新機能紹介

ポケベル機能

 “モデムインタフェース(形式:SMDM)”に新たに新機種が追加されます。これはポケットベルに表示データを送るためのユニットです。
 すなわち、“リモート入出力ユニット(形式:SML)”からの信号が異常となったとき(警報がかかった場合など)、設定した番号をポケットベルに送り、ポケットベルの表示を見ることによって異常場所を特定できる機能です。
 発売開始は4月ころを予定しております。
 機能の主な仕様と概要は下記のとおりです。
 ●番号設定:5箇所まで
 ●メッセージ登録:20個
 ●メッセージ桁数:13桁
 ●イベント発生と送り出しメッセージの選択:シーケンス機能を使用します。
 ●相手局登録は、接点1~5に対応して、あらかじめ設定しておきます。
 ●回線故障、話し中などの異常は、計器ブロックから出力されるので、シーケンス機能でどのようにでも処理できます。
 なお、詳細仕様は今後、変更させていただくこともあります。

 
     







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