Windowsベースの監視・制御統合型ソフトウェア
iCONICS-GFW


嘉祥寺 隆夫
日立造船(株)


 1.iCONICS-GFW

 (1)概要

iCONICS-GFW(以下GFW)は、Windows環境でリアルタイム制御と運転用監視・操作機能を提供するソフトウェアツールです。
 アニメーショングラフィックス機能、リアルタイムトレンド、アラーム処理機能、PLCなど市販の信号入出力装置とのインタフェース機能を標準装備しています。

 (2)データサーバモジュール

 GFWは、I/O機器や他のアプリケーションとの間で下記の手法でデータを交換できます。
 I.RTS(リアルタイムサーバ)
 RTSは最短で50msでI/O信号を更新します。
 250種類以上の標準デバイスドライバが使用できます。
 II.GEN-NET(ネットワーク)
 GFW相互をGEN-NETと称するネットワークソフトウェアで結合します。下記のネットワークに対応しています。
 ●TCP/IP
 ●ARCNET
 ●NETBIOS
 III.I/Oサーバ
 I/Oサーバツールキットによって、簡単にドライバが開発可能です。
 IV.DDE
 EXCELなどの他のWindowsアプリケーションとWindowsのDDE機能を使って、リアルタイムデータ交換が可能です。

 (3)クライアントモジュール

 I.GraphWorX(グラフワークス)
 アイコンをマウス選択するだけで、簡単にアニメーショングラフィックス画面が作成できます。
 II.TrendWorX(トレンドワークス)
 リアルタイム ヒストリカルトレンド、ヒストリカルトレンド、X/Yプロットが可能です。
 ODBCテーブルへの直接ロギング、CSV形式への変換が可能です。
 II.AlarmWorX(アラームワークス)RTS、I/Oサーバ、GEN-GFWからのアラーム情報をリアルタイムで表示、印字します。
 IV.Script(スクリプト)
 Visual Basic for Application(VBA)互換の書式で各種インターロック、演算機能を記述できます。
 イベント、定周期、オペレータ操作による起動が可能です。

 (4)動作環境

 ●PC/AT互換パソコン、NEC 98
 ●Windows 3.1、Windows 95
 ●CPU 486 DX 2 66 MHz 以上
 ●メモリ16MB以上

 2.MsysNet製品との接続

 エム・システム技研のMsysNet製品とは、コンピュータインタフェース(形式:DLF2)を介して接続します。
 ステーション、カード、グループ、アイテムをテーブルに指定するだけで、CFWとの間でデータ入出力ができる標準ドライバ(DLF2 I/Oドライバ)を用意しています。
 GFWおよびDLF2 I/Oドライバについてのお問合せ先:
 日立造船株式会社 電子・制御システム事業部 営業部
東京 TEL.03-3217-8499 FAX.03-3201-0522
大阪 TEL.06-466-7558 FAX.06-466-7524



     





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