テレメータを構成することができます。また、NestBusに接続できるリモート入出力ユニット(形式:SML)などを組み合わすことにより、必要な入出力点数をもつテレメータシステムが構成できます。
 NTT専用回線や私設線を用いれば1点の積算パルスの伝送から多点の積算パルス、また、接点信号とアナログ信号が混在したテレメータシステムが構成できます。

 4.カウンタテレカプラ

 ABC、ABDにモデムインタフェース(形式:SMDM)とNCU付モデム(形式:MOC1)を組み合わすことによりカウンタテレカプラを構成することができます。
 下記のような手動や自動での通報により、NTT公衆回線を用いた積算流量や電力量の表示・監視が容易に行えます。
 I.一定周期の自動通報
 II.手動の通話
 III.異常時の自動通報
 また、通信レベル変換器(形式:LK1)やオペレータズユニット(形式:OPU)と組み合わすことによってパソコンによる監視が可能になります。

 おわりに

 ABCやABDを1台用いて積算パルスを表示するシステムにおいて、標準装備のソフト計器ブロックを用いれば異常警報出力の発信が可能です。ABC、ABDをもう1台追加することにより、1kmまでの遠隔個所に同じデータを表示することが可能となり、またリモート入出力ユニットを接続することにより同じケーブルで接点信号とアナログ信号の送受信が行えます。
 また、モデムやモデムインタフェースを追加すればテレメータとして、通信レベル変換器やオペレータズユニットを追加すればパソコン監視など、必要に応じ機能の拡張が可能です。
 ABCやABDは、MsysNetシステムの1機種です。通信機能(NestBus)を備えているため小規模な多重伝送システムから大規模なテレメータシステム、パソコン監視システム用計装部品として広く利用することができます。

     





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