ホットライン日記


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 Q:機械の移動距離をロータリエンコーダで検出しています。この場合、装置の後退のときは読み込まず、前進のときだけ読み込むようにしたいのですが、どうしたらよいでしょうか。また、電源を切ってもデータは消えないでしょうか。





 A:ロータリエンコーダ位置変換器(形式:JRQD)を使うことで可能です。ただし、標準のJRQDは、ロータリエンコーダから出るA相、B相の両方を読み込んでいます。前進時だけを読み込むようにするには、A相から先に入るパルス信号だけをカウントし、後退時にB相から先に入ってくるパルス信号はカウトントしないようにしなければなりません。そのためには、JRQDの回路の一部を変更する必要があるので、仕様を決めるときにエム・システム技研にご相談ください。一般に、エム・システム技研のMSS仕様書集に載っていない仕様についても製作可能な場合がありますから、必要に応じてご相談ください。また、電源を切った場合には、電源断直前のカウント値を覚えておくホットスタート機能を使えばデータは消えません。





 Q:接着剤の混合機で、モータの回転を上げすぎると熱が発生し、危険な状態になります。モータの最高回転数を遠隔外部信号によって設定する方法はありませんか。





 A:選択変換器(形式:SES-1A4-B)を使い図4-1のように接続し、2つの入力信号(回転制御信号と最高回転信号)のうち、低い方の信号を選択するようにすれば、モータの最高回転数を外部から設定できます。通常は、最高回転信号より回転制御信号の方が低いので、回転制御信号が選択され選択変換器の出力になります。回転制御信号が最高回転信号より大きくなった場合には、最高回転信号が選択され、リミットがかかった状態になります(図4-2参照)。



     

















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