農業集落排水処理管理システムの例

農業集落排水処理場用集中管理システムの現状について

 最近、農業集落排水処理設備の集中監視について引き合いが多くなってきましたので、その現状をご紹介致します。
 農林水産省、農業集落排水事業関連の平成8年度新規採択地区が発表されています。それによると一般農業集落排水事業が311地区、農業集落排水緊急整備事業が118地区、合計429地区となっています。ちなみに、農業集落排水事業は、生産性の高い農業を実現するとともに活力ある農業社会の形成をはかり、併せて公共用水域の水質保全に寄与することを目標にしています。このため、人口1000人程度の農業集落ごとに処理場を建設していくことになります。この処理場は基本的に無人運転であり、運転管理は遠方から行います。現在、エム・システム技研にはMsysNetを使った集中管理システムのお引き合いが多数寄せられていますので、その一端をご紹介します。
 システムの特長をまとめると次のとおりです。
 (1)中央にはパソコンを置き、これを使ってユーザーが画面変更などを簡単に実行できるパッケージソフト(SFD)を採用しています。
 (2)処理場の情報は専用回線で、また付随するマンホールポンプは公衆回線でというように2種類の回線を混在させて使用することによって用途に合わせてランニングコストを低減しています。
 (3)雷害対策については実績豊富なエム・レスタを標準装備し、大切な機器を保護しています。
 (4)システムインテグレーションを地元で行うことによりメンテ体制の充実を図っています。
 ちなみに、下記フローシートに示したシステム全体のハードに対する金額は約2300万円です。この金額にはシステムインテグレーションのコストは含んでいませんが、パッケージソフトを利用するため、その費用は低く押さえることができます。農業集落排水処理場用集中管理システムに関するご商談は今後ますます多くなると予想されます。

     










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