ホットライン日記


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 Q:工場内のいくつかのパイプの圧力を測定し、出力を4~20mAで出しています。それらの圧力のうちの最大値を測定したいのですが、どうしたらよいでしょうか?



 A:圧力の測定箇所が2箇所だけなら、エム・システム技研の選択変換器(形式:SES)をお使いになると良いでしょう。
SESは2入力のうち大きい方、または、小さい方の信号を選択(注文時に指定)してどちらかを出力します。測定箇所が3つ以上ある場合は、変換器とダイオード(ツェナーダイオードではない普通のダイオード)を図 1のように組み合わせることで、一番大きい測定信号を検出できます。 図1の負荷抵抗Rには最も大きな電流が流れます。
 お使いになる変換器としては、入力・出力が絶縁されているアイソレータ(形式:SV)を推奨します。なお、SVの電流出力は、負荷抵抗によって影響を受けないように、高インピーダンスになっています。







 Q:交流電流トランスデューサを選定したいのですが、仕様書には、平均値整流形、実効値演算形の2種類があります。両者の使い分けの考え方を教えてください。




 A:交流電圧トランスデューサに関しては、電圧の波形は負荷の種類によって大きく変動することがないので、平均値、実効値の差をそれほど気にする必要はありません。しかし、交流電流の場合には、負荷の種類によって波形が大きく変ります。電力会社の送電線から、工場の受電設備に入るおおもとでは、負荷の影響を受けず、波形はきれいな正弦波になっています。この場合は、平均値整流形のトランスデューサが使えます。しかし、工場内の電源の支線にはいろいろな種類の負荷がついているため、波形が大きく歪んでいる場合があります。このような場合には、歪んだ波形でもきちんと内部で正しい値を演算して出力する実効値演算形の交流電流トランスデューサを採用してください。

     



















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