ホットライン日記


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 Q:将来の増設および工場内の各地点のポンプをコンピュータで管理する方針を前提にして、インバータ(DC4~20mA入力)でポンプの回転数を制御し、パイプに流れる流量を一定にコントロールすることを計画しています。今回はとりあえず、1ループから始めたいと思っています。どのような方法があるでしょうか。



 A:将来、増設し、コンピュータで管理するということですから、通信機能付きのワンループコントローラで今回のポンプ制御を始めることをお勧めします。エム・システム技研のワンループコントローラ(形式:ABA)は、通信機能付きですから、コンピュータによる管理に適しています。ABAには、PID(比例、積分、微分)制御機能のほか、警報、シーケンス制御、各種演算などの機能もあります。今回のポンプの制御は図1のような構成にすると良いと思います。一定の流量(設定値:SV値)にするためには、設定値に相当する信号と実際パイプに流れている流量に相当する信号(PV値)との差(偏差)を検出して、偏差がゼロになるようなポンプ回転数に対応する信号(操作信号:MV)をインバータに入力する必要があります。ABAはこれらの諸条件を備えたワンループコントローラです。



 Q:2線式差圧発信器の電源としてディストリビュータ(形式:FDY)を使用しています。ディストリビュータが正常かどうかをチェックしたいのですが、チェック方法を教えてください。


 A:ディストリビュータ(形式:FDY)のように電源(ループ電源:公称DC24V)がループに含まれたものをチェックする場合は、入力側から直接電流発生器で入力信号を入れてチェックすることができません。変換器から、入力側(2線式伝送器側)にDC24Vが出ているためです。ディストリビュータをチェックするには、図2のように可変抵抗器(10kΩ・1W以上)を入力側に入れ、抵抗を変化させ入力側指示計がDC4~20mAになるようにします。その入力に対応した出力が出力側から出ているかどうかを見てチェックします。また、電流(電圧)発生器の入力によって、より精密にチェックする場合には、2線式伝送器に相当する直流入力変換器(形式:TV)を図3のように使用すると良いでしょう。

     
















図1









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