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MsysNetニュース
No.28

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製品情報

 ●SFDのバージョンアップ

 オペレータズユニット(形式:OPU)上で動作する監視・操作ソフトウェア(形式:SFD)の機能について、ユーザーの方々から種々の改善希望が出されていましたが、このたび、それを反映したVer3.00を発売開始します。
 本号では、バージョンアップに伴う主な改善点についてご紹介します。

【トレンドグラフ】

 ○トレンドデータの個数

 これは従来どおりです。
 1グループ毎に8個のデータのトレンド記録をとることができ、グループは80まであります。すなわち、トレンド記録できるデータ数は640です。トレンドグラフの画面はグループ単位で表示します。 

 ○トレンドデータ収集周期

 後述のように保存期間を長くしたため、収集周期については、従来の10分周期をなくしました。
 また、以下に例を挙げるように固定になりました。

〈収集周期〉

 1~16グループ:10秒固定
 17~80グループ:1分固定

 ○トレンドデータ保存期間

 従来は、トレンドデータを主メモリに保存していましたから、SFDを終了させるとデータが失われてしまいました。さらに、保存点数が1500点までであったため、たとえば1分単位のトレンドだと25時間しか保存できず、ユーザーの方々から長くして欲しいとの要望が出されていました。新しいバージョンでは、データがディスク上に保存され、保存期間は、16グループ毎に指定します。
 保存期間は、次の例に示すように日単位です。

〈保存期間指定例〉

  1~16グループ: 2日
 17~32グループ: 31日
 33~48グループ: 31日
 49~64グループ: 62日
 65~80グループ: 365日
 保存期間を決定する際、考慮しなければならないことは、ディスクの空き容量です。必要容量は収集周期によって異なります。10秒周期の場合には、1グループで1日あたり約2.2MB必要です。また、1分周期の場合には、1グループで1日あたり約360kB必要です。
 上記の収集周期および保存期間指定の例について計算したディスク容量を次に示します。

〈ディスク必要容量例〉

  1~16グループ: 4.4MB
 17~32グループ: 11.2MB
 33~48グループ: 11.2MB
 49~64グループ: 22.4MB
 65~80グループ: 131.4MB
      合 計: 約180MB

 ○トレンドデータ保存方法

 従来は、テキストデータとしては保存しましたが、SFD上のグラフとして再現することができませんでした。新しいバージョンでは、テキストデータ以外の保存もでき、再現もできるようになりました。したがって、保存方法としては、データ再現用とテキストデータ用の2通りがあります。保存先は1.44MB(2HD)のフロッピーディスクです。16グループ単位で保存周期、保存開始日時を指定して保存します。たとえば保存周期が10分の場合、指定開始日時から10分毎のデータを保存します。指定された保存周期によって、1.44MBに収まる範囲のデータが保存されます。

〈保存周期の種類〉

  1~16グループ:
10秒、1分、10分、1時間、1日
  17~32グループ:
1分、10分、1時間、1日
  33~48グループ:
1分、10分、1時間、1日
  49~64グループ:
1分、10分、1時間、1日
  65~80グループ:
1分、10分、1時間、1日

 ○トレンドデータ再現機能

 再現用のグループとして、グループ81~96を設けました。再現したいファイルが存在するドライブとファイル名を指定してロードすることにより、グループ81~96のトレンド表示画面に再現されま

     
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