ホットライン日記


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 Q:シートを巻き取るときに使用する回転ドラム(図1)の円周上の2箇所の通過を近接スイッチで検出することによって、シートの移動量を積算カウンタで積算・測定したいと考えています。手元にある積算カウンタは1パルスを1mに換算して表示します。一方、近接スイッチは、ドラムの表面の移動量0.518mに対して1パルスを出力します。近接スイッチの出力パルスを補正して積算カウンタの計量単位と一致するようにしたいのですが、パルス数を補正できる変換器があるでしょうか。



 A:この場合、近接スイッチで検出したパルスのレートを変更して、積算カウンタのカウント単位と同じ単位になるようにすることが必要です。エム・システム技研のパルスレート変換器(形式:JPRD)はパルス入力信号(パルス数)を希望する割合(パルスレート)に変換して出力する機能を備えていますから、この目的に適合しています。パルスレートは、JPRD変換器を中心に考えると、入力パルスと出力パルスの比であり、一般的に次式で表せます。


今回の場合、入力のメータ当たりのパルス数(P/m)は1/0.518であり、これを1P/1mに変換すればよいわけで、パルスレートは1÷(1/0.518)=0.518となり、これを設定します。なお、パルスレートを現場で変更したいときには、プログラミングユニット(形式:PU-2A)を使って簡単に変更することができます。




 Q:送水管の流量を測定し、シーケンサで制御する流量制御システムを導入したのですが、流量計から出るパルス信号のONパルス幅が100msと短すぎるため、使用しているシーケンサでは入力信号として読み込めないことが、設置した後で分かりました。ちなみに、シーケンサが読み込むためには250ms以上のONパルス幅が必要です。良い対策はありませんか。



 A:エム・システム技研のパルスアイソレータ(形式:YPD)を使用すれば問題を解決できます。YPDには入力パルスに対して出力パルスの幅を変換する機能、つまり入力とは異なるパルス幅のパルス(ワンショット)を出力する機能があります。パルス幅が1msか


     


















図1



















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