専用回線用テレメータに関するNTTへの申請手続き

(株)エム・システム技研 東京営業部


 はじめに

 エム・システム技研では、各種産業用テレメータを販売しております。その中には、常時監視ができる専用回線用テレメータと間欠監視ができる公衆回線用テレメータがあり、いずれもNTTなどの通信回線への接続に関して、(財)電気通信端末機器審査協会による適合認定を受けております(表1参照)。
 そこで今回は、専用回線の借用手続きおよびこれらテレメータ装置のNTT回線への接続申請手続きについてご紹介します。

1.回線の種類

 回線の種類にはいろいろありますが、エム・システム技研製テレメータによって伝送できる回線についてご紹介します(図1参照)。

 ●専用回線

 符号品目:50bps、50bps(特殊な直流方式)
 帯域品目:3.4kHz(200bps・300bps・1200bps)

 ●公衆回線

2.専用回線借用申請のために必要な書類

 ●NTT専用サービスお申込書
 ●室内配線系統図
 ●統合システム系統図 

3.専用回線の借用申請方法

 最初に、最寄りのNTTの窓口で「NTT専用サービスお申込書」を入手してください。その際に、専用回線をどこ(起点)からどこ(終点)まで引くかを説明し、ついでに料金についても確認しておくことをお勧めします。
 次に、その記入内容については、ご使用になる端末設備機器(テレメータの製品名)の種類によって異なります。すなわち、申込書の『4 品名』と『7 端末設備の品名等』(図3参照)の記入内容が変わります。具体的には、表1の適合認定番号表の内容を記入します。その他の項目はほとんどが事務手続き上の項目ですから適宜ご記入ください。
 サービスお申込書以外の書類としては、室内配線系統図と統合システム系統図が必要になります。室内配線系統図は、建物のどこまでNTTの回線を引いてもらうかがわかる図面です。また、総合システム系統図は、どことどこをどのような回線でつなげるかがわかる図面です(図2参照)。
 申請が終わると、特別な設備でなければ、ほぼ2週間以内に回線が開通します。


     















































図2 
総合システム系統図



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