ホットライン日記


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 Q:2つの水位の値(0~5m、0~4m)が、それぞれのレベル発信器から統一信号DC4~20mAで出力されています。両者の水位の差によって警報を出したいのですが、良い方法はありませんか。



 A:2つの水位測定範囲が同じで、出力信号も同じ(DC4~20mA)ならば、偏差アラームセッタ(形式:AYDV)を使って、ある差のときに警報を出すようにすれば良いのですが、測定範囲が違うため、換算をしてから比較しなければなりません。そのためには、デジタル式演算変換器(形式:JF)で換算とその結果の差の計算を行い、その出力をアラームセッタ(形式:ASWL)に入れ、偏差警報を出します(図1参照)。
 0~5mの方の水位(%表示)をX1、0~4mの方の水位(%表示)をX2として、演算変換器に次の演算式を設定します。


このX0が偏差の出力信号(%表示)になります。
 JFからのアナログ出力は、12mA(=偏差0m)を基準に20mA(=偏差5m)、4mA(=偏差-5m)という偏差の幅で出力されます。この信号をアラームセッタに入れ、偏差に対して警報設定を行えば、偏差警報の接点信号が得られます。




 Q:バルブの開閉をDC4~20mAの信号で制御しています。この制御信号自体に何らかの理由で不具合が生じたときには、外から接点信号を受けて、バルブの制御を行ったり、バルブを安全側に制御してシステムを安全に止めることを考えています。これを実現するのに何か良い方法はありませんか。



 A:エム・システム技研にはアナログバックアップ(形式:JB)という変換器があります。この変換器を使うことにより、ご希望の制御を実現することができます。JBは、通常は制御信号(DC4~20mA)をそのままバルブの入力へ伝えます(図2参照)。しかし、この制御信号が異常になったとき、それを接点信号として図2のMAN指令(マニュアル指令)端子に入力すれば、モードがマニュアルモードに変わり、UP、DOWNのボタン操作によってバルブの制御が行えます。マニュアルモードになったことを接点信号で出力させることもできます。JBでは、異常接点信号が入力されたとき、その時点の制御信号を保持するか、異常接点入力の設定時間(t)だけ前の信号を保持するか、あるいはほかの一定値を出力させるこ

     














図1
























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