エムシスネット
MsysNetニュース
No.21
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受注状況
●これまでのMsysNetの納入実績の中でも、最大クラスのシステムが稼働中の某窯業ユーザーから、このたびリピートオーダをいただき、既設と同等規模のシステムを納入することになりました（1997年6月納入予定）。
既設のシステムは、同ユーザーの本社工場における1～4号までの4基のキルンのうち、2号炉、および1号炉の制御用システムとして、それぞれ1995年8月および1996年9月の2期に分割して納入したものです。現在は、1／2号炉用の統合システムとして共通Busに接続し、1箇所の中央制御室から集中オペレーションにより稼働中です。
このシステムは、MsysNetのDCSユースの例としては最も規模の大きいもので、1号炉、2号炉を併せて制御ループ数約140、監視ループ数約200、さらに接点入出力数約1500という規模のプロセスを、11台のM-Busステーションに分割した合計約130台のDCSカードによって超分散制御を行い、3台のCRT（オペレータズユニット）により集中監視・操作を行っています（図1参照）。
今回の増設は第3期工事に当たり、3／4号炉向けとして、既設1／2号炉と同等のプロセスを対象としています。3／4号炉のオペレーションは、当面1／2号炉とは分離しているため、増設システムは既設分とは独立して考慮することができ、ユーザーからの引き合いは
