ホットライン日記


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 Q:炉の温度を熱電対で検出し、変換器を使ってDC4~20mA信号を得ています。この信号に対して警報を出すようにしたいのですが、警報設定値を頻繁に変えなければなりません。設定値を遠方から設定できるようにできませんか。





 A:エム・システム技研には、熱電対入力、パルス入力、DC入力などのアラームセッタがありますが、これらの警報設定は変換器に組込まれているトリマやロータリスイッチで行いますから、今回の目的には適していません。
 偏差アラームセッタ(形式:AYDV)を使うことによって、上記のリモート設定の目的に対応できます。偏差アラームセッタは、図1に示すように基準入力信号と測定入力信号を入力とし、両者の差に対してアラームを出す機能があります。今回の場合、この基準入力(DC1~5V)を遠方からの警報値設定信号として使います。このとき、偏差アラームの偏差設定値を0%に設定します。こうすれば、基準入力値を越えたときに警報を出します。警報出力は第1出力、第2出力と2つあり、設定ポイントはそれぞれ独立に選べます。




 Q:太陽電池発電の電力を測定しようと考えています。最大の電圧値はDC30V、電流値は3Aで計画しています。直流電力を計る良い方法はありませんか。




 A:一般の電力変換器は工場での使用を考えているため、交流入力用であり、この目的には使えません。直流電力は、図2に示す方法で測定することができます。すなわち、電流と電圧を直流入力変換器(形式:SV)を使って測定し、両出力を乗算器(形式:MM)で掛け算すれば直流電力が測定できます。電流の入力にはシャント抵抗を使いDC0~60mVにしてから取り込みます。

     













図1 偏差アラームセッタ
(形式:AYDV)のブロック図











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