○計器図の操作性・監視性向上

 ループ操作を行う計器図の操作機能を整理、強化し、次の2種類を用意しました。
 Type1:SP、MV値の数値表示部をクリックすることによりテンキーパッドがポップアップし、数値入力が可能です。
 Type2:Type1の機能に加え、UP/DOWNキーによりSP、MV値の連続変更操作が可能です。したがって、調節計がマニュアルモードのとき、UP/DOWNキーによりMV値の操作をしながら、テンキーパッドによりSP値の設定変更操作も可能です。
 また、MV値のカーソル表示部への操作端 開/閉 表示マークの付加や、SP、MV値のバーグラフの目盛りの分割方法の変更などによって、表示部の監視性を向上させました。

  ○アラーム機能強化

  ブザーリセットボタン

 画面のシステムメッセージ欄にブザーリセットボタンを追加し、ブザーの停止を単独で行えるようにしました。

  警報の外部出力(オプション機能)

 警報の発生時に外部接点を出力します。接点は警報の種類ごとに独立しており、これらの接点に異なる音源を接続して警報の事象を識別したり、重要な警報については現場に警報灯を点滅させるなど、様々な応用が可能です。また、これらの警報の確認は外部接点入力によって行えます。

  ○カラーハードコピー

 本誌前月号でご紹介した、カラープリンタによるハードコピー機能が標準装備されています。
 そのほかにも、新バージョンにおいては、細部にわたって様々な機能改善点があり、より使いやすいマンマシンインタフェースシステムをご提供できるようになりました。
 新バージョンのSFDは、3月末以降に出荷されるオペレータズユニットOPU(ノート形OPUN、およびパネル埋め込み形OPUFも含む)に搭載されています。なお、すでに旧バージョンのSFDをご使用のユーザー様が、新バージョンへの切り替えを希望される場合は、特別価格にてバージョンアップを承ります。
 詳細に関しては本記事冒頭のフリーダイヤルまでお問い合わせください。

 【村上 良明:(株)エム・システム技研 開発部 主席技師MsysNetグループ長】

     






図2
SFD Ver.2.80のグループ画面例













図3
SFD Ver.2.80のチューニング画面例
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