ULの認定を受け、さらに製品にULマークを表示し続けるためには、まず(1)UL試験所でのサンプル品試験に合格し、(2)IPI(Initial Production Inspection、初回生産検査)と呼ばれている生産現場での量産品の検査に合格し、さらに(3)年4回のFUS(Follow-up Services、フォローアップ・サービス)と呼ばれている生産現場での量産品の抜打ち検査に合格する必要があります。このIPIおよびFUSは、ULが製品の安全性を保証する上で特徴的な制度であり、認定時に試験を行ったサンプル品と同じものが量産されていることを確認することによって、メーカーが引き続きULマークを使用できることになっています。日本ではこの試験・確認業務をスタンダード試験株式会社が代行しています。