ホットライン日記


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 Q:流量比率制御ループの比率設定を、現場側と中央側との両方でできるようにしたいのですが、なにか良い方法はないでしょうか。




 A:エム・システム技研には、比率変換器(形式:RTS、REBS)があります。しかし、これらでは、比率の設定を変換器に付属したポテンショメータで行うため、一旦設定した比率を変えるときには、再度付属のポテンショメータで変更します。現場および中央からの信号によって比率を変更するためには、別の方法を考えなければなりません。
 図2に示すように、デジタル式演算変換器(形式:JF)とアナログ信号切換器(形式:MNV)を組み合わせることによって、目的を達成できます。JFは入力2信号の四則演算を行うことができます。この場合は、比率を変えるため、乗算を使います。一方の入力信号(X2)が係数になり、これを変えることによって出力が変化します。つまり比率演算が行われます。演算式は次のとおりです。
 X0=(K1X1+A1)(K2X2+A2)
ここにK1、K2、A1、A2は定数であり、希望する特性に合わせ、あらかじめ設定しておきます。次に、MNVを使って現場と中央を切り換えることにより、中央と現場のいずれからでも設定を行うことができます。


 Q:三菱電機製のインバータ(FR-A024)2台を、同期運転させることを考えています。FR-024にはアナログ出力がないため、同期をとることができません。このインバータの上位機種であるFR-A200にはアナログ出力があるのですが、スペースおよびコストの面でメリットがでません。なにか良い方法はありませんか。


 A:三菱電機製のインバータFR- A024は、FM端子から電圧パルス(0~1440Hz)を出力しています。このパルスをスローパルス変換器(形式:SP-ME)でDC0~5VまたはDC0~10Vのアナログ信号に変換し、図3に示すように接続すれば、2台のインバータの信号同期運転が可能です。





     


























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