ネットワーク計装部品 MsysNet システム
エムシスネット
MsysNetニュース
No.24

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新製品情報

 ●新形ワンループコントローラABBの開発
 このたび、新形ワンループコントローラ(形式:ABB)を開発し、MsysNetのラインアップに追加しました。
 ABBは、取り付け寸法がDIN規格ハーフサイズで、フルスペックの表示・操作パネル部をもつワンループコントローラです(図1参照)。ABBの主な仕様と特長について以下にご紹介します。
 ○表示・操作部
 バーグラフ表示部
 測定値(PV)、設定値(SP)、制御出力値(MV)を3本のバーグラフでそれぞれ独立に表示します。バーグラフは高分解能(PV、SPは1%、MVは2%)のLED表示であり、PVとMVは緑色、SPは黄色とし、変数の種類を容易に識別できるようにしました。また、これらの変数が100%超過、もしくは0%未満になった場合は、バーグラフの上下端の赤色部分が点灯し、レンジオーバを一目で判別できます。
 デジタル表示部
 PV、SP、MV、および4個までの任意の内部変数を5桁の実量値で表示します。通常、ループの調節モードが「自動」のときはSPが、「手動」のときはMVが自動的に表示されますが、INDキーの操作により変数を切り換えて表示することができます。
 警報ランプ
 接点入力の状態や任意の内部ステータスをソフトウェアの端子ブロックに割付け指定することによって、計器前面にランプ表示することができます。 警報ランプはPVの上下限警報灯として使用できるほか、様々な応用が可能です。
 ループ操作キー
 SP用、MV用にそれぞれの操作キーをもち、独立して変数のUP/DOWN操作が行えます。したがって、調節モードが「手動」のときでも、MVとSPを独立して同時に操作することが可能です。
 また、A/M、およびR/Lの切り換えキーを備えているため、ループの調節モードとして、「自動」/「手動」、並びにSPの「リモート」/「ローカル」を独立して設定することができます。
 ループ切り換えキー
 ABBでは、ソフトウェアの機能として、1台で2ループまでのPID制御ブロックを使用できます。前述のバーグラフ表示部やデジタル表示部、およびループ操作キーが対応するループは、1/2切り換えキーによりワンタッチで切り換えることができます。本機能によって、たとえば1台のABBでカスケード制御ループを構成した場合に、1次ループと2次ループの双方を表示、操作することができます。
 ○I/Oインタフェース
 ABB1台当たりの入出力信号点数と概略仕様は図1中に示したとおりです。またABBは、MsysNetシリーズの製品としてNestBusの通信機能を標準装備しているため、ネットワーク経由でリモートI/Oユニットなど、ほかのMsysNet製品とのI/Oインタフェースが可能です。したがって、これらの製品との組み合わせによって、ABBに取り込む入出力を、フレキシブルに増設することができます。
 ○ソフトウェア機能
 ソフトウェア機能は、現行のスー

     





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