ホットライン日記


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 Q:モータの回転速度を測定したいと考えています。モータにはタコゼネレータが内蔵されており、AC0~35Vが出力されます。エム・システム技研のタコゼネ変換器を使用したいのですが、入力仕様の項目に
「入力周波数:15Hz~1kHz(100%入力時)」
と書かれています。どのようにして周波数を求めればよいのでしょうか。


 A:ご使用のモータでは、タコゼネレータの出力がAC 0~35Vであり、35Vのとき回転速度が100%の状態と考えられます。エム・システム技研のタコゼネ変換器(形式:TG)を使うには、このときの周波数が15Hz以上、1kHz以下でなければなりません。
 ここで、出力AC35Vのときの周波数(fHz)を求めるためには、タコゼネレータのポール数(P個)とこのときの回転数(Nrpm)を知る必要があります。P、Nが分かれば、fは次の式によって計算できます。
 f=(P×N)×(1/120)
 ここに、定数(1/120)は(1/2)×(1/60)であり、ポール数P の1/2が1サイクルに相当するため(1/2)を掛け、また1分あたりの回転数(rpm)を1秒あたりの回転数に変換するため(1/60)を掛けることを意味しています。たとえば、回転数が1,800rpmで、ポール数4のタコゼネレータでは、周波数は
 f=(4×1800)× 1/120=60
で、60Hzとなります。




 Q:シーケンサからの信号(DC0~5V)をインバータに取り込んで制御することを計画しています。シーケンサの出力を見ると、出力の許容負荷抵抗は5kΩ以上です。インバータの入力抵抗は10kΩあるので、1台であれば問題はないのですが、今回は4台を並列接続して制御させるため、4台を合成すると入力抵抗が2.5kΩになり、シーケンサから直接制御することができません。なにかよい方法がないでしょうか。


 A:シーケンサとインバータ(4台)の間にインピーダンス変換器、たとえばM・UNITシリーズの直流入力変換器(形式:SV-55-B)を図1に示すように入れれば、問題は解決します。この変換器は入力、出力ともDC0~5Vで、出力の許容負荷抵抗は500Ω以上です。したがって、合成抵抗として2.5kΩあるインバータを制御することができます。また、入力と出力は絶縁されているので外部回路構成を介してシーケンサ側とインバータ側に回り込みが起きる心配もありません。



     








































図1
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